ひだまり家族の会話をちょっとのぞいてみましょう
 
「今日は寒いから、ユズのお湯がいいわね」
  
  (ゆず・ラベンダー・ジャスミンなど、毎日違った香りが楽しめる「ひだまり温泉」です。
   ちなみに今日は庭になったユズを、沢山お持ちになった方がいらして、本格的な
   ユズ湯になりました。身も心もポカポカです。)
 
「ただいま!」「おかえりなさい!」

  (一か月程お休みしていた方が、久しぶりにいらした日、自然に出た最初の
   ごあいさつの言葉でした。)
 
「おいしい煮魚が食べたいわね」

  (その日の昼食メニューは、急きょカレイの煮付けに変更です。)
 
「入院中、夕方流れる『夕やけこやけ』を聞いて、またひだまりに行きたいと
  頑張れたの」

  (ひだまりではお帰り時、全員手をつないでこの歌を、次回を楽しみに、
   お名残り惜しく歌っています。)
 
「ベートーベンの『月光』ってきれいね。今度弾いて」

  (盲目のピアニスト辻井伸行さん快挙のニュースに、感動したという演歌好きの方の
   意外な言葉です。皆さんの情報の速さに、職員のピアノの腕が、追いつき
   ませんが(笑)活動室では毎日、童謡、懐メロ、クラシックなどピアノの音が
   流れています。)
 
 ハッピーバースデートゥーユー
  「90年の中で一番嬉しいお誕生日、本当に生きてて良かった!」

  (卒寿のお誕生祝いでの、涙ながらの言葉にまわりももらい泣き。
   お誕生会には必ず全員で作る、愛情いっぱいのバースデーケーキは
   胸いっぱいでもありました)

   
 
 「このイチゴ団子おいしい!これなら前の公園で一個100円位で売れるかもね。」
  「300円でも安いわよ。ワッハッハ」

  (毎月行う調理実習の手作りおやつは、自画自賛、手前味噌の味(?)も入った
   楽しいおしゃべり満載です。
   2月のおやつは「いちご団子」と「じゃが白玉」でした)

     
 
 「『餃子の王将』っていうのが、行列ができる程おいしいって、テレビで
   見たんだけど、一回食べてみたいわね」

  (次週のメニューには、さっそく王将の餃子が並び、若い頃満州で食べた
   餃子の話など、盛り上がったお食事でした。)